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Su-15 (航空機) : ミニ英和和英辞書
Su-15 (航空機)[すほーい15]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

航空 : [こうくう]
 【名詞】 1. aviation 2. flying 
航空機 : [こうくうき]
 【名詞】 1. aircraft 
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
: [き, はた]
 (n) loom

Su-15 (航空機) : ウィキペディア日本語版
Su-15 (航空機)[すほーい15]


Su-15(スホーイ15、スホイ15;ロシア語:スー・ピトナーッツァチ)は、ソビエト連邦の双発超音速迎撃戦闘機北大西洋条約機構(NATO)は、Su-15に対し「大瓶」を意味する「フラゴン」(Flagon)というNATOコードネームを割り当てた。''スー・ピトナーッツァチ)は、ソビエト連邦の双発超音速迎撃戦闘機北大西洋条約機構(NATO)は、Su-15に対し「大瓶」を意味する「フラゴン」(Flagon)というNATOコードネームを割り当てた。
== 概要 ==
1960年代Su-9及びSu-11の後継機として開発され、ソ連の防空軍で使用された。1983年大韓航空007便をミサイルで撃ち落とした機体として知られている。
1960年代初めの最新鋭防空戦闘機だったSu-9やSu-11は、エンジンの不調のため稼働率が低く、また機首にエアインテークがあったため高性能のレーダーを搭載することが困難だった。この欠点を解決するために、スホーイ設計局が新たに開発したのがSu-15であった。T58-Dと呼ばれた試作機は開発期間短縮のため胴体や尾翼部分はSu-11のものをそのまま利用していたが、エンジンを信頼性の高いツマンスキーR21F-300の双発とし、胴体形状にエリア・ルールを採用していた。この機体は1962年5月に初飛行し速度性能は満足いくものだったが、低速時のエルロンの効きが悪いことと、航続力が低いことが問題とされた。そこで、単なる三角翼だった主翼を二重デルタ翼にして主翼面積を増大し、エリアルールの適用による胴体部のくびれを廃止してその分胴体に燃料タンクを増設した機体が作成された。この機体がSu-15のプロトタイプとなった。
初飛行は、1966年3月6日ノヴォシビールスクで行われ、総生産機数は1,500機以上と見られる(1290機という資料もある)。高度な防空用機器を搭載したため東側同盟国への供与は行われなかった。このため、長い間西側諸国は本機に関する詳細な情報を入手できなかった。燃料タンクを増設しても相変わらず航続距離は短かったが、推力重量比は軽く1.0を超えており、飛行性能は極めて高い機体であった。1970年代のソ連の主力要撃戦闘機であったが、1980年代になると電子機器の旧式化等により退役する機体も現れた。
ソ連崩壊後はロシアベラルーシウクライナで運用されたが、冷戦の終結に伴う軍縮(欧州通常戦力制限交渉など)や運用国内の経済的混乱のため、ロシアでは1993年までに全機が退役、他の国でも1996年のウクライナを最後に全機が退役した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Su-15 (航空機)」の詳細全文を読む




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